原料は鰹(かつお)と塩だけ。西伊豆の小さな鰹専門店が数年間かけて旨味を熟成させたかつおの魚醤油
完熟かつお魚醤油 100g | 田子丸(静岡)
賞味期限:
何年も旨味を熟成させたかつお魚醤油は、自宅を居酒屋へと変貌させる魔法の調味料
■魚醤油とは、大豆の代わりに魚を使って作られた醤油
魚醤とはいわゆる国産ナンプラーです。実は日本では大豆を使った醤油よりも魚や肉を原料にした醤油の方が歴史を古く、大豆醤油が庶民に広がる江戸時代以前は醤油を言えば魚醤が一般的でした。味や香りは使用する魚種でかなり異なり「ナンプラー」と聞くとその独特のクセから敬遠されがちですが、かつお魚醤は魚のえぐみが少なく旨味が強いので家庭料理でも扱いやすい味です。
国内で魚醤の文化が残る地域は現在ではかなり少なく、かつおを原料にした魚醤は静岡県や鹿児島県のごく限定された地域でのみ作られています。
■自宅でお酒がすすむ料理を作りたいときに
「魚醤はどんなシーンで使えばいいの?」と多くの方が思われることと思いますが、お薦めしたいのが家呑みようの「おつまみ」づくり。
「かつお魚醬油」は魚の旨味が凝縮されているので、お酒との相性が抜群です。自宅でさっとひと手間で晩酌のお供づくりにぴったりの調味料です。
生姜、ニンニク以外にパンチを利かせるレパートリーを
お酒と一緒に楽しめる料理を作ろうとするとき、ついついニンニクと生姜を利かせたり、醤油や塩分を多めにして味を濃くしてしまうということはないでしょうか。
「かつお魚醬油」は旨味が強く、少量いれることで味にパンチを出すことができます。
■居酒屋飯に変える隠し味に
餃子やピーマン肉詰めの具、卵焼きに少量「かつお魚醬油」を入れると、パンチのあるお酒がすすむ味付けになります。
通常のレシピで、塩・醤油を小さじ1/2程度「かつお魚醬油」に変えるだけです。
■かけて焼くだけ!焼きダレに
こちらは即席居酒屋メニュー。いか、ほたて、椎茸に適量「かつお魚醬油」を絡めて焼くだけです。いか・椎茸は小さじ1程度、ほたては数滴たらす程度がおすすめです。
■もちろん普通のお料理にも
もちろんふつうのお料理の隠し味にも。いつものレシピで、少しだけお塩やお醤油を控えめに、代わりに「かつお魚醬油」小さじ1/2を目安に加えてください。
三大鰹産地に屋号を構える鰹製品のプロが伝統的な製法で手掛ける逸品
■江戸時代に土佐・薩摩と並び三大鰹節産地として栄えた西伊豆
「かつお魚醬油」を手掛けるのは静岡県西伊豆町に拠点を構える株式会社田子丸さん。
伊豆、とくに鰹漁船を多く持っていた西伊豆町の田子地域一帯は、江戸時代~明治にかけて土佐・薩摩と並び日本三大かつお節産地として栄えた場所でもあります。
■鰹製品を作り続けておよそ半世紀の伝統の味
田子丸さんの前身はもともとはかつお漁師のお家柄。昭和50年(1975年)に9代目当主がかつお塩辛の製造を始めたことをきっかけに、以来「手火山式焙乾」という伝統的な製法でのかつお節造りに取り組むなど、約半世紀にわたってかつお加工品を造り続けています。
■原料はかつおと塩だけ。塩辛を液状になるまで数年かけて発酵させる
そんな田子丸さんが造る「かつお魚醤油」は実は非常に手間暇と年月が掛かる製品。
かつおの内臓と塩を原料として漬け込みまず塩辛の状態にします。そこから更に発酵させ、数年間熟成させたのち、液状まで発酵が進んだ塩辛を濾したものがかつお魚醬油となります。
ぜひ、素材の旨味が凝縮した「かつお魚醬油」をお楽しみください。
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